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災害遺構

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震災の記憶を風化させないために、被災した建築物などをモニュメントとして後世に残す取り組みがなされている。 災害遺構を残すことで観光地化することも期待されている。

しかし、被災した建築物を見ることで災害が思い出される方もいるため、遠方から見えないようにするなどの工夫が求められている。

過去にも雲仙普賢岳、有珠山の噴火の被害を受けた施設、岩手・宮城内陸地震で崩壊した祭畤大橋、阪神・淡路大震災の液状化によって崩れた神戸港の桟橋を保存した「神戸港震災メモリアルパーク」などが災害遺構として残されている。

目次

残されることが決まった遺構

  • 岩手県大槌町:旧役場庁舎の一部(正面部分)を保存する。
  • 宮古市:たろう観光ホテル。ホテル最上階の6階客室から津波を撮影したビデオ映像が遺されている。
  • 陸前高田:被災した道の駅高田松原を防災メモリアル公園の一部として保存する。他に、浸水域を緑地帯で囲み、津波の到達地点を示すメモリアルグリーンベルト構想もあがっている
  • 宮城県女川:津波によって横倒しになった複数のRCビルを残す計画

検討中の遺構

  • 陸前高田:町の中心部のビル、菓子材料・梱包(こんぽう)材卸「米沢商会」。所有者の方は屋上の煙突に捕まって助かった
  • 宮城県山元町:中浜小学校をモニュメントとして残すことが検討されている。近くの高台まで30分かかるため、震災時に小学生は中浜小学校の屋根裏に避難することで全員助かった

取り壊された遺構

  • 岩手県大槌町赤浜地区:民宿の上に乗り上げた観光船「はまゆり」は2011年6月に撤去されたが、元の位置に復元してモニュメントを作成し、一帯を震災のシンボル公園にしようという構想があがっている
  • 宮城県気仙沼市:津波によって 約500メートルJR鹿折唐桑駅前まで流された漁船「第18共徳丸」を現状のまま保存して「復興記念公園」にすることが検討されていたが、住民アンケートで「保存の必要なし」が7割近くを占めたことから、保存を断念した。
  • 宮城県石巻市雄勝地区:公民館の建物の上に大型の観光バスが乗っていたが、降ろされた
  • 宮城県石巻市:水産加工会社「木の屋石巻水産」の魚油貯蔵タンクで、同社の主力商品「鯨大和煮」の缶詰そっくりに絵が描かれている。震災前は、同市魚町の同社前にあったが、津波で約300メートル先の県道240号線の中央分離帯まで流された。保存が検討されたが、地元住民から「見ることで震災を思い出す」との声が寄せられたことなどから解体された。
  • 宮城県南三陸町:防災対策庁舎と公立志津川病院は、亡くなった方の遺族の意見を尊重して解体が決定された

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